みなさんご存じですか??
5月1日はスズランの日です。
また、5月1日といえば「メーデー」で知られる国際的な労働者の記念日です。
フランスでは「労働者の日」という祝5月1日が近づくと、フランスの街角ではスズランの小さな花束が売られるようになります。
この日にスズランをもらった人には幸福が訪れると信じられています。
そして、当日はお花屋さんだけでなく誰でも、どこでも、森などで積んできたスズランを販売することが出来るそうです。
しかし、それにはお花屋さんから100メートル以上離れた場所ではないといけないという決まりごともあります。
この日になると、道端や広場でスズランを販売する人や、スズランを持って回る人たちで賑わいます!
街を歩いているだけで幸せな気持ちになれます。 日になりますが、同時に「スズランの日」とも呼ばれています。
~スズランの特徴~
スズラン科(ナギイカダ科) (ユリ科→近年スズラン科(またはナギイカダ科)に変更になったそうです。
フランス語でスズランを「ミュゲ(Muguet)」ということから「ミュゲの日」ともいいます。
日本名は「君影草(きみかげそう)」 英名は「Lily of the Valley(谷間のユリ)」というそうです。
日本のお花屋さんで皆さんが見かけるスズランの多くは、ドイツ産のドイツスズランで、
日本産のスズランより花が大きいことや日本に自生するスズランに比べ香りが強く、香水にも使用されます。
日本原産のスズランは葉の裏に隠れるように花がつくのが特徴です。
当社のセリ場より 北信州みゆきさんの鈴蘭を紹介させていただきます*

こちらは珍しい根付きの鈴蘭ドリーン(秀3L)です。

私もこの状態の鈴蘭を見たのは初めてで、
いったいどのような用途で使われているのかとても興味深く思い
梨元農園の園主さんに取材させていただきました。
こちらの鈴蘭ドーリンはなんと、、
実際に鉢植えに植え替えても、育っていくそうです!
一見、植え替えが大変なように見えますが、
このように新聞紙にもすっぽりとくるまってしまうほど
根元はとてもやわらかいので植え替えも簡単に出来ると思います。
ここで※ご注意※していただきたいのですが
根や地下茎は鈴蘭根(スズランコン)として強心、利尿などに利用され、
根には、毒性もあります。(切り花の花瓶の水を誤って摂取しない限り大丈夫です!)
鉢植えで育てていただく場合は
直射日光を避け明るい場所で栽培します。繁殖力は意外に旺盛で、やせ地でも生育できるそうです。
【左】こちらは当社がご出荷いただいているJA北信州みゆきの
梨元農園の園主さんが実際にお作りになったブーケです。
今回の用途は 弔事のご用向きだそうです。
花が葉よりも5cmくらい上に伸び上がるのは、実に見映えがしてこの用途に使いやすいですね。
弔事の用途でありながら、控えめではありますが上品さがあってとてもいいと
【右】明るいイメージのブーケ*


(画像元*梨元農園さんのblogより引用しました。)
このようなスズランを贈る習慣は、日本でも広まってきています。
是非、あなたも今年の5月1日は、大切な人に幸せを願って ”スズラン” を贈ってみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な日になりますよ(^^)